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フライング・サラリーマン、略してフラリーマンの気まぐれエッセイ♪ (^o^)/

 ☆CCDとCMOS  2011年3月7日
デジタルカメラやビデオのフィルムに当たる部分に半導体撮像素子が使われている事はご存じだろう。 一般にCCDとかCMOSセンサー(以下CMOSと略する)とか呼ばれている部品だ。 フラリーマンはこの撮像素子の個性のおかげでここ数年悩み続けていた。 というのは、最近よく使われるようになったCMOSでは、「コンニャク現象」という問題が発生するためキャノピーに取り付けての定点撮影が上手くいかないからだ。 かといって、今ではCCDを使ったビデオカメラは皆無なのだ。

まずはCCDとかCMOSの比較からお話を始めよう。
(CCD)
 低ノイズ
 各ドットの輝度ムラなどがなく高画質
 製造プロセスが複雑で高価
 マイナス電源など特殊な電源が必要なため周辺回路が高価
 レンズシャッターのように各素子の撮影時間の同一性がある
(CMOS)
 製造プロセスが一般半導体と同一であるため安価
 単一電源で動くため周辺回路が単純
 ノイズが多い
 ドット単位の輝度ムラがあり画質が低い
 フォーカルプレーンシャッターのように各素子の撮影時間の同一性がない

以上の様な違いから以前は高級品にはCCD、安物にはCMOSと使い分けられていた。しかし、近年では技術の進歩で安価なうえ、CCDを凌駕する画質のCMOSも表れ、高級機種にもCMOSが使われ始めている。

さて、フラリーマンが困っているのは、先ほど述べたようにこのCMOSの持つ問題なのだ。 最近のビデオカメラは高級品を含めてほぼすべてがCMOSだ。 CCDを選択したくても手に入れる事が困難な状況だ。 普通の撮影ではどちらを使っても画質に差がないのだが、パラの場合「各素子の撮影時間の同一性がない」という部分が問題となる。 「各素子の撮影時間の同一性がない」というのは、一番最初のドットと一番最後のドットが同じ時間に撮影されたものではなく時間的にずれがある、ということだ。
1画像内でこの時間的なずれがあると一般に 「コンニャク現象」 http://www.youtube.com/watch?v=2yTBH7NaY9I  と呼ばれている問題が発生する。パラのキャノピーにビデオカメラを取り付けて撮影を行った場合、地面がコンニャクのようにグニュグニュと歪んで動いているように写ってしまうのだ。 親指サイズの小型ビデオで初めてこの現象に遭遇した。 その後、クリエイティブ社の安価なハイビジョンカメラ、ソニーDSC-HX5Vなどを使ってみたが多少の差はあれ同様の結果だった。 CMOSも機械シャッターを使ったり、電子シャッターを改善して対応しているそうだが、原理上、CMOSではコンニャク現象を完全になくすことは難しい。

そこで、2007年に販売された最後のCCD Xacti、HD700を1万円で落札した。 本題とは外れるが、さすがに4年も前の機種なので「ビデオカメラとして」の仕様で不満爆発。 不満点は下記の通りだ。
 1.別売ステーションを買わなければTVに接続できない。
 2.低照度でのノイズが多すぎて室内では使い物にならない。
 3.手振れ補正を入れると画角が狭くなりすぎ。(35mm換算、60mm以上!?)
 4.バッテリーがたったの40分しか保たない。
 5.画像の圧縮率が低い
大体、オプションなしではTVに繋がらないビデオなんか考えられない。 しかも室内撮影ではノイズだらけの上、画角が狭すぎて被写体が入りきらないとは・・・ これはどのようなシチュエイションでユーザーがこのビデオを使うかを考えて設計したものではない。 まったく、ユーザーは子供の運動会以外はビデオを撮影しないとでも思っているのだろうか? こんなビデオカメラは、一般の方には絶対にお勧めできない粗悪品だ。

まぁ、フラリーマンの場合はキャノピーに取り付け専用ビデオなので1.と2.は無視できる。 3.はXacti CG6で使った自作のワイコンで対応。 4.は外部予備電源で対応して、5.は16GBのメモリーを使えば何とかなりそうだ。 それにしてもキャノピーに取り付け専用ビデオでなければフラリーマンは暴れてしまいそうなアホな仕様のビデオだ。 

取りあえず、怒りを抑えることにして・・・ 昨日テスト撮影してみた。 う〜〜ん! いい加減に取り付けたため、自分の足しか映っていないのが少々残念だが、見事にコンニャク現象が解消されている。 スパイラルの様子も見事に撮影出来ているし、柿原の堰も美しい。 残念ながらワイコンにゴミが付いて一部暗点が生じているが、これはゴミを取れば問題ない♪ これでやっと上からの目線でビデオを撮影する事ができる! あれだけボロカスに批評していたHD700だが、当初の目的には最適の機材となってくれそうで上機嫌♪
さて、次はこのビデオを乗せる角度の調節可能なキャノピーへの取り付けボードを作る事にしよう!

HD700で撮影した動画はこちら→ http://www.youtube.com/watch?v=6JZtaiyGj8c

*ワイコン
 ワイドコンバージョンレンズの略。 詳しくは、フラリーマンのフライトログで「Xacti」で検索してほしい。 こちらに詳しく解説している。

 FX80  2012年8月13日
またまたカメラを買ってしまったフラリーマンだ。 一体どれだけ買えば気がすむのか?? 今回購入したのは一世代前のパナのコンデジFX80。 フラリーマンが心を奪われたスペックは下記の通り。
・撮像素子がCCD
・24mmからの超広角
・フルハイビジョン動画対応
・アクティブ手ぶれ補正
・安い(送料込みで8650円)
・薄型でカメラ型なのでキャノピーに貼り付けやすい。

ご覧になって気が付かれたと思うが、フラリーマンがこのカメラに求めているのは写真撮影ではなくビデオ撮影としての機能だ。 とにかくこんにゃく現象の発生しないCCDを使ったハイビジョンビデオが欲しかったのだ。

サンヨーのXacti-HD700はひどいビデオだったが、唯一撮像素子がCCDであった事だけが長所だった。 今後、CCDのビデオカメラはもう出ないとあきらめてHD700を購入して使っていたが、世の中の進歩というものは嬉しいことに予想を裏切ってくれる。 なんとコンデジにフルハイビジョンビデオの機能が当たり前のように搭載されるようになったのだ。 デジカメを買うとハイビジョンビデオがおまけに付いてくるなんて誰が想像しただろうか? しかも、CCDで!

Panasonicは以前から撮像素子にCMOSではなくCCDを多く使っている事は有名だ。 そこで、パナのデジカメを調べていて見つけたのがこのカメラなのだ。 パナがなぜ、消費電力が大きく製造コストの高いCCDをコンデジに使い続けているのか不明だが、フラリーマンにとってはありがたい。 実際世の中の動きは安価なCMOSにシフトしている。 そんな中、読み出し速度を改良してまでハイビジョン撮影をCCDで実現したパナさんに感謝!! 

それにしてもFX-07を買ってからもう6年にもなるんだ! びっくり♪

 FX80+超広角コンバージョンレンズ  2013年7月23日
FX-80は35mmフィルム換算で24mmの広角だが、ビデオ撮影の際は28mm相当に画角が狭くなる。 28mmでも十分といえば十分だが、更に広角になればアクション・カムの様な用途に使えそうで面白い。

そこで、Xactiで使った裏技を試してみる事にした。 実は、FX-80の前玉は非常に小さく自作コンバージョンレンズの取り付けが容易なのだ。 フラリーマンがジャンクカメラから取り外したレンズ群から適当なディオプトリ強度とサイズを持った凹レンズを選んでレンズ前面に取り付けてみた。 FX-80側はマクロモードにするだけでOK! この原理を簡単に説明すると、近眼の人が凹レンズのメガネを掛ける様子を思い浮かべてもらうのがいいだろう。 つまり、近眼=マクロモードだ。

さて実際に取り付けてみるとこれがなかなかいい♪ フラリーマンの超広角レンズと比べてみて35mmフィルム換算で18mm相当の超超広角レンズに該当する。 少し周辺で倍率色収差が出ており画角はGC-XA1よりは一回り狭いが、歪みは遥かに少なく魚眼レンズぽくない。 画像全体の品質はなかなか高い。 しかもCCDのおかげでコンニャク現象が全く出ないのがいい。 アクティブ手ぶれ補正もしっかり効いてくれる。 まぁ、無理やりのマクロモードなので時々ピント合わせを迷ってしまうが、これはお愛嬌♪ 30分以上の連続録画が出きないという規制はあるもののヘルメットカメラには十分だろう。 30分経過したら再度録画ボタンを押せばいい。

次は、キャノピーに取り付けた際に、この30分の壁をどのようにして越えるかがこのカメラの課題だ。 コンニャク現象のでないこのカメラはキャノピーに取り付けてこそその真価が発揮される。

録画ボタンの配線を外に出して有線で制御する。ラジコンの送受信機+サーボで録画ボタンを押すラジコンメカを作る。 専用の赤外線送受信機を作成する。 などなど・・・ でも最近のデジカメの高密度実装のレベルは半端じゃないので、カバーさえ開けることが出きない。 なにかいい方法はないものなのか?

(撮影サンプル)
 http://www.youtube.com/watch?v=eKND2jZ7S2o

 30分の壁を超える!?  2015年02月17日
普通、デジカメの動画の連続撮影時間は29分59秒までとなっている。 これは30分以上録画ができるとヨーロッパではビデオカメラに分類されてしまい、関税が上がるからだそうだ。
このFX-80はFullHD動画の連続撮影が29分59秒までとなっている、と信じていたらMP4で撮影すれば4GBまで撮り放題ということではないか!! 画質の良いAVCHDしか使ったことがなかったので今まで気が付かなかったのだ。
4GBの壁はあるものの、FullHDではなく単なるHDで良ければファイルサイズを抑えて長時間録画が可能になるかもしれない。 一度試してみよう!

*実験した結果、やはり30分でストップでした・・・ 残念!!

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