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フライング・サラリーマン、略してフラリーマンの気まぐれエッセイ♪ (^o^)/

 ☆冬場のパラ用手袋  2012年12月28日
冬、モーターパラグライダーで飛んでいて最も困るのが手袋だろう。 手を心臓の上に持ち上げている上に、手の甲ではなく手の平側を風に向けて飛んでいるから冷えまくる! フラリーマンも以前、1万円近くする超高級バイク用防寒手袋を購入して使ってみたが、30分で撃沈! 手が冷たいのを通り越して軽い凍傷となり、暖めると痛くて痛くてたまらなかった事がある。

今は、防風・透湿フリースのミトン型カバー付きの手袋に「貼るホッカイロ」を入れて寒さをしのいでいる。 これは非常に高性能で高度3000mの-7度での長時間フライトにも耐えてくれた。 生地も薄いのでパラの操作にも支障はなく、ミトン型のカバーを外せば写真やビデオの撮影も快適だ。 問題は、既にこの製品が製造中止になっていることだ。 フラリーマンはこの手袋がなくなる前に買いあさって在庫を保持していたが、新人がクラブに入会するたびにこの手袋を分けてあげていたためストックが切れてしまったのだ。 残念ながら今では、新人さんにはこの手袋を分けてあげたくても、そうはできない状況だ。

ということで、新人さんたちは冬に向けて新しい手袋を模索している。 その中で電熱手袋に注目しているようだが、残念ながら試しに買った電熱手袋は全く暖かくなかったそうだ。 エネループ両手で4本ではそんなものかもしれない。 そこでフラリーマンは熱量計算をしてみることにした。

(ホッカイロの熱量)
 4Fe+3O2→2Fe2O3+1648kJ 4Fe=224g
 ホッカイロには56g(1mol)鉄が入っているとするとホッカイロ一個あたりの熱量は
 1648kJ÷4=約400kJ
 1時間あたりの熱量=400kJ÷8(時間)=50kJ

(エネループの熱量)
 エネループの容量=1.8A/h これは1.8Aで1時間出力OKということ
 電圧=1.2V 
 熱量=1.8(A)x1.2(V)x3600(秒)=7776(J)=7.776kJ

上記のように単純に考えて、ホッカイロを片手に2個、両手で4個使用した場合の総熱量は1600kJ。 これはエネループ206本分のエネルギーに相当する。 ホッカイロのように8時間も保つ必要はないので2時間だけ使用すると仮定した場合でも50本以上もエネループが必要になる計算だ。 やっぱり電池のエネルギーは燃焼反応のエネルギーに敵わないようだ。

 灰式カイロ  2013年1月16日
フラリーマンのミトン手袋は親指が少々冷たいが、それを除けば真冬の長時間フライトに十分耐えうる暖かさだ。 しかし、写真/ビデオの撮影の際にミトンを外す必要がある。 その際に冷えきった指先がホッカイロではなかなか復活しないのだ。 そこで、白金カイロをポケットに入れて飛んでみた。 結果は残念ながら1時間も飛んでいるとカイロが冷えすぎて立ち消えしてしまう。 立ち消えしなくても冷えきった指先を温めるには少々熱量が足りない。
そこで「灰式カイロ」に注目した。 炭の粉に灰を入れることで燃焼を緩やかにした燃料を使用するカイロだ。 要するに豆炭あんかの小型版と考えればいい。 極寒の環境でも立ち消えしないことから今でも冬山登山やカメラ用レンズの結露防止に使われているようだ。
ところが残念なことに2〜3年前に既に国内メーカーは撤退してしまったようで、現在では本体の販売は皆無。 燃料の炭の入手も難しくオークションでも高奮しているようだ。

そこで、海外まで調査の手を伸ばしてみた。 結果、イギリスのアマゾンで販売されているのを発見! 燃料棒とともに2セット輸入してみた。 サイズは思っていたよりも大きくて、白金カイロよりふた周りぐらい大きい。 厚さは2倍ほど。 しかしその熱量には大感激だ! 端っこに火を付けると次第に燃え始め直ぐに暖かくなる、どころか室内だと熱くなるぐらいだ。 これを鍋つかみか何かに入れて飛んで、手が冷えたら中のカイロを握って温めればOKだろう! 指先専用の空飛ぶコタツだ!! (^o^)/

フライトが終われば、ビニールの袋に入れて酸素を断つと消えてくれるので無駄がない。 さて、灰式カイロは冬の空の救世主となるのか!? 

 救世主!  2013年1月22日
キルト生地を使い、カイロ袋を作成しました。 その中に白金カイロと灰式カイロの両方を入れてカメラバックの中にセット。 高度1000m気温−3度のフライトで使用してみました。
この気温だとミトンから手を出して撮影できる限界が2〜3分。 その後、このカイロ袋に手を突っ込むと〜〜〜〜!!! (^o^)おぉ〜〜〜〜!! 空飛ぶコタツぅ〜〜〜!! あっという間に冷えた指先も回復です。 ほんと、空飛ぶこたつです!!! フラリーマン大感激!! これで冬のフライトに死角なし。 (^o^)/

 燃料棒  2013年1月24日
イギリスから輸入した燃料棒は、端っこ5mmほど着火したぐらいでは立ち消えしてしまうことが解った。 立ち消えしないのが灰式カイロのいいところのはずだったがなんでやねん!!!

ということで調べてみると、燃料棒は非常に湿気やすく、かつ湿気ると立ち消えしやすくなるそうだ。 がび〜〜ん! 買ったばかりだが既に湿気ているのか!? そこで、フラリーマンは、海苔に使う生石灰の乾燥剤で湿気た燃料棒の復活を試みることにした。 また、それとは別に水は100度で沸騰する! と言うことで家のオーブンの温度を150度程にして炙ってみることにした。 どうせ炭なのでこれ以上焦げはしない。 (^_^;
時間にして約40分ほどオーブンで焼いてみたところ、5mmほど火をつけただけで無事に燃焼を続けてくれた。 大成功である! あとは湿気が来ないように海苔の入れ物に乾燥剤と一緒に入れておけばOKだろう♪ ま、輸入品はこんなものか!?

2013/9/7追記
燃料棒には燃焼促進させるために硝酸ナトリウムが配合されている。 これは黒色火薬の酸素供給源になる薬品だ。 この硝酸ナトリウムは熱分解しやすく、オーブンで焼いてしまうとダメになってしまう。 オーブンで焼くと乾燥して火持ちは良くなるが硝酸ナトリウムが分解して火付きが悪くなる。 さて、どちらの方が良いのだろう??

 香炭  2013年1月30日
燃料棒の代わりになるという香炭(かすみ「こうたん」とも呼ぶらしい)を寝太さんに頂いた。 仏壇の香炉に使う種火の「さつき香炭」だ。 使ってみたがすごく調子がいい。 着火も簡単で熱量も十分。 立ち消えもないし火持ちが短いが飛ぶ時間ぐらいは楽勝で保ってくれる。 ただ、香りがまさに仏壇・・・ (^_^; 家では使えないかも!? 

 ホッカイロの熱量の訂正  2013年9月4日
ホッカイロ発熱の化学反応が一部間違っていたのと、ホッカイロに入っている鉄の量が判明したので訂正する。

(誤)
 ・4Fe+3O2→2Fe2O3+1648kJ
 ・ホッカイロに入っている鉄の量 56g
(正)
 ・4Fe+3O2+6H2O=4Fe(OH)3+1612kJ
 ・ホッカイロに入っている鉄の量 約19g

ここから、ホッカイロ一個の熱量を計算し直すと、1612÷224x19=136(kJ)となる。 8時間持つとすると発熱エネルギーは約4.7Wだ。
12Vだと0.4A、つまり30Ωぐらいのヒーターと同等の熱量と言えるだろう。

 匂いの薄い香炭  2015年02月25日
無香料の香炭を見つけた。 紫雲の香炭「菊の香」だ。 近所の仏具屋さんで12本入り432円。一本36円と格安だ。 サイズ的には多少長めだが、逆に半分に折って使えば二倍使える♪ 
実際に、半分にして使ってみたが、楽勝で2時間以上燃えてくれるうえ、立ち消えもなかった。 着火も簡単でこれは使いやすい。 一箱あれば3ヶ月以上持ってくれそうだ。  

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