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フライング・サラリーマン、略してフラリーマンの気まぐれエッセイ♪ (^o^)/

 ☆コードレス電熱手袋  2015年11月26日
寝太さんがカーボンシートヒーターなるものをエリアに持ってきた。 ポリーニの発電機から電気を取って体を温めるそうだ。 サイズはA4の紙より一回り小さく、薄手の下敷きのようなものだ。 これがびっくりするほど温かい! いや、熱くて火傷しそうなぐらいなのだ。

ここで副長が「ラジコンのリポ電池使えば手袋もいけるかも!?」とポツリ。 うんうん! 2000mA/h2セルなら7.4V、1A流せば7.4Wを二時間キープできる! 普通サイズのホッカイロの2倍の熱量(注1)だ。 2000mA/h2セルなら十分手袋に取り付けても負担がないだろう! 俄然電熱手袋が現実味を帯びてきた。

以前、ポリーニの電源を使って電熱手袋を作ろうとしたが、電源線を両手に引張らなくてはならないためラインが増えて煩雑になる、ということで断念した。 モーパラの場合、ブレーク、アクセル、エンジンスロットル、無線機などなどラインが非常に多くこれ以上増やすのは現実的ではないからだ。 しかし、リチウムイオン電池を使えばコードレスだ。

そのときに買った、坂口電熱のシリコンコードヒーター(25Ω/m)が12mほど残っている。 これを使って早速試作開始だぁ〜〜!!

まずは、シリコンコードヒーターの長さを決める。 写真のようにヒーターを指に添って引き回したあと、手の甲も温めるようにすると1mでは足らず1.4m必要になる。 これでは抵抗は35Ωとなり消費電力は1.6Wと小さすぎる。 そこで、ヒーターを半分に切って並列接続することにする。これだと抵抗は1/4の8.75Ωで6.3W、電流は0.85Aで2時間20分ほど保ってくれる。 よし! これで行こう!!


(注1)
ホッカイロの発熱量は計算上4.7Wだが、これは温かい服の中に入れた時の値だ。 実際に手袋の中は温度が低いため反応速度が落る。 通常化学反応は5度温度が下がると約0.7倍となる。 仮に手袋内が懐よりも5度低いとすると3.3Wとなる。

 手袋にヒーターを取り付ける  2015年11月26日
実際に、コーナンの1000円の手袋型(中綿入り)とPT吉野川オリジナルのミトン型の両方にヒーターを取り付けてみて、安定化電源で実験をしたところ、手袋型のほうが2倍は温かいことがわかった。 ミトン型は隙間が多く、暖めなければならない体積が広いうえ、中綿がないため不利なようだ。 実際に1A流してみると、低温火傷しそうなぐらい熱い。 手の甲の部分は直接ヒーターが接するところがだけが熱くなる。 熱量を落とすための制御回路と、手の甲の部分に当て布が必要だ。

 温度制御回路  2015年11月26日
制御回路は、抵抗による簡易制御とFETと発振回路を使ったPWM制御のどちらかが本命だろう。抵抗を使った簡易回路の場合はHi/Lowの2点切り替えになるが回路が簡単。 PWM制御の場合は無段階制御が可能だが回路が複雑になる。
寒さは無段階なので、今回は実験の意味も踏まえてPWM制御で行くことにする! PWM制御の場合、PICを使えば楽勝だが最近PICから離れており、開発手順をほぼ忘れてしまったのでアナログ回路でいかざろうえない! (x_x)☆\(ーー; ビシ!! 
今回はタイマーIC555を使って発信させて、ダイオードクリップによる簡易的なPWM回路を作ってみた。 制御周波数は耳に聞こえない14kHzだ。 実験は大成功! オシロによるとほぼ1%〜99%の制御ができる。 電池はノートパソコンのバッテリーを分解して取り出したパナソニック製18650を二本使うことにする。 

百均で買ったデジカメケースを手袋に縫い付けて、制御回路と電池を入れて完成だァ〜〜!! さて、これで右手は出来上がった! しかし、まだ左手ができていない・・・ (T_T)

 あきまへん!  2015年11月30日
物事は計算通りにはいかないものだ。
実際にエリアで試作の手袋を使ってみた。 朝冷えの早朝、電源を入れてから数分たっても暖かくならない・・・ (T_T) 手が冷えすぎているうえに気温が低くヒーターが役に立たない。 しかも、右手はヒーター半分が断線しているようで中指から親指周りが冷たい。


これはあかん!! ということで、2セルから3セル直列に改造だ! これで電圧1.5倍!! 発熱は2倍だ。 あと、ボリュームをスイッチ付に交換して高輝度赤色LEDをインジケーターとしてヒーターと並列に取り付けてみた。 これでON/OFFが簡単になり、LEDの明るさでヒーター強度の変化がLEDでわかる。 さぁ〜て、結果は今週末のフライトまでお預け♪

 プロジェクト中止!?  2016年01月08日
氷点下のフライトでLiイオン電池3セルだとアッチッチ状態まで加熱成功! フライト中はパワー2/3〜1/2ぐらいで十分だった。 ただ、電池がヘタっていたようで40分でバッテリー切れ。 計算の半分も持たなかった。 これは新しい電池を買えば解決だろう。

しかし! この手袋、このままでは写真もビデオもうまく撮れません・・・ かと言ってフライト中に手袋を外すのも大変。 PT吉野川純正WPG手袋と比較して何のメリットもないではないか! ということでこのプロジェクトは中止となった。 この試作品は電熱化を心から求めていた副長に差し上げることとなった。

これだけ手間と時間を掛けて、一体何をしているんだ、フラリーマン!

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