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フライング・サラリーマン、略してフラリーマンの気まぐれエッセイ♪ (^o^)/

 ☆MCヘッドアンプ  2016年01月10日
知り合いの依頼でレコード用のMCカートリッジに使うヘッドアンプを作成することになった。 なぜがヤフオクでもヘッドアンプは何万円もしてプリアンプより高価だからだ。 MCカートリッジはMMカートリッジに比べて出力が1/10と小さいため、MCに対応したプリアンプでないとトランスやヘッドアンプが必要となる。

MCカートリッジの出力はmV以下という小信号でインピーダンスは100Ωと低い。 また、ヘッドアンプの増幅率は10倍程度で出力は数mVでインピーダンスは数kΩと大きい。 周波数特性も20〜40kHzと低周波だ。 ノイズ対策さえ十分に行えば簡単な回路でも実用性は十分だろう。 なるほど! 入力インピーダンスよりも出力インピーダンスのほうが大きいからトランスが使えるんだと今更ながらに感心する。(^_^;

巷では、初段FETを10個以上並列で入れてみたり、差動アンプを組んだりしているが意味がわからない。 トランスでも大丈夫なぐらいのアンプならこんな複雑な回路は無用だろう。 入力インピーダンスが100Ωしかないのであれば、FETのようなハイインピーダンス素子は不要だし、出力インピーダンスが数kΩと大きければFETを並列にする意味は無い。 逆にFTEは入力に対して2次歪があるため、トランジスタの方が音の歪は小さい。 そこでトランジスタ1石の簡単な自己バイアス回路で組むことにした。

出来上がったアンプを動かそうと、入力にパルジェネを繋ごうとしたら・・・ パルジェネの電源が入らない・・・ (T_T) 10年ぶりに動かそうとしたら壊れていました。 蓋を開けて、回路をオシロでトレース! どうもマイナス電源が出ていないようだ。 そこで電源回路を追いかけるとあるところからマイナス電源がOVになっているではないか!! 見つけたぞぉ〜〜!! コンデンサーが死んでショートしてた。 手持ちの部品と交換して、修理完了♪  MCヘッドアンプも正常に動作しているのを確認し、左右のゲインを合わせて完成だ!

 ノイズが!?  2016年01月22日
フラリーマンはMCカートリッジを持っていないので分からなかったが、このヘッドアンプを使うと60Hzの電源ノイズが微かに入るそうだ。 普通に音楽を聞く分には問題ないが、無入力でボリュームを半分ぐらいまで上げると結構聞こえるそうだ。 ケースは完全シールドで電源は電池式。 これでなんで60Hzのハムノイズが入ってきているんだぁ〜〜!! 分かりまへん??  

 原因はボリュームか!?  2016年01月23日
ノイズを実際に聞いてみると、60Hzのハムノイズではなかった!? どちらかというとピンクノイズ系でノイズレベルも変化する。 しかも右側だけで? ねんでやねん??
トランジスタの半導体ノイズかと思い交換するが変わらず。 入力コンデンサーや出力コンデンサーの交換でも解決しない。 全くもって原因がわからないなぁ〜〜!!と基盤を軽くこんこんたたいたらその様子がスピーカーから出てくるではないか! 左は出ないが右側だけで基盤の振動由来の音が出てくる。 可動部分が原因だ!

あ!! ゲインコントロール用の半固定バリオームだぁ!! ここで半固定バリオームを何度か回すとウソのようにノイズが消えてしまったのだ。 ということで、固定抵抗に交換してデバッグ終了だ! よかったぁ〜〜!

 半導体ノイズ  2016年02月14日
右側のノイズは治まったがピンクノイズはまだ出ている。 レコードのヒスノイズに比べると小さいので大きな問題ではないが気になる・・・ (^_^;

とにかくMCカートリッジの信号レベルは小さく、平均でも1mV以下。 その1/100のノイズでも耳に付くことになる。 デジタル回路が専門のフラリーマンには経験したことのない小信号だ。
そこでノイズについて色々調べてみると抵抗やトランジスタなどに原因があるようだ。 まずは抵抗。 カーボン抵抗はカーポンの粒子と粒子の接触点が熱による振動でノイズを出す。 したがって金属皮膜抵抗のほうがノイズが少ない。 また、トランジスタも半導体ノイズを出す。 PNジャンクションにおける熱ノイズだ。 これは選別によってノイズの少ないものを選んだ「ローノイズ版」のトランジスタを使えばいい。 ということで、まずは抵抗を金属皮膜に交換してみた。 しかしノイズレベルは体感的には変わらない。 そこでトランジスタを1815からローノイズの2240と交換してみた。 これは大きな差となった。 なんと感覚的にノイズは半分以下に落ちてくれた。 人間の感覚は対数なので実際のレベルは1/10程度まで落ちたのだろう。 ま、今回はこれぐらいでOKといたしましょう!

 トランス  2016年03月09日
半導体ノイズが気になるのならトランスで昇圧すればいい! ということでMCヘッドトランスを作ってみた。 巷では、山水のST-12が使われているようだが、そこはへそ曲がりのフラリーマン。 トランスの規格を調べてST-75の中間タップが使えることに気がついた。
細かい話は抜きにして、取り敢えず作成! ところが今度は60Hzのハムノイズが盛大に入ってくる。 トランスは磁界で働いているのでアルミのシールドは役に立たない。 磁界を遮る鉄製のシャーシでトランスを囲んできた。 だいぶノイズは減ったがそれでも消えてくれない。 入力インピーダンスが高すぎて部屋の中を飛び回っているハムノイズを拾ってしまうようだ。

アンプは半導体ノイズ、トランスはハムノイズ・・・ 難しい・・・ (T_T)

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